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文字占い

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『測字秘考』 発刊によせて


山内久司

小学生の時、吉川英治の 『三国志』を読みふけった。

千里草何青青     千里の草何ぞ青青たる
十日下猶不生     十日の下なお生きず

董卓という暴君が呂布という武将に殺される前夜に、風に乗って、どこからともなく聞こえてくる童歌である。

「千里の草は何と青々と茂っているではないか、しかし十日もたたないで枯れてしまう」
「千里草」は「董」の字を分解したもの、「十日下」はあわせると「卓」の字になる。董卓の運命の尽きたことを示しているのである。
翌日、帝の位を奪うため、宮中へむかう董卓の前に、青い衣を着た道士が、白い旗に「口」の字を二つ書いて通りすぎ、横の路に消える。口を二つ重ねると「呂」の字になる。

呂布に殺される事を暗示している。

私が測字らしきものに出会った最初である。この奇妙な情景は、強烈な印象を残した。しかし、少年の私は、それよりも関羽・張飛の武勇伝や、諸葛孔明の知謀のほうに夢中になり、特に孔明の駆使する遁甲の術を知りたいと心から、願っていた。後年、遁甲を正式に学ぶ動機となったのである。

この度、佐藤六龍先生が「測字・拆字」の本を書かれると聞き、期待していたが、ゲラの段階で拝見して、測字の奥の探さに驚いた。漢字を縦横に駆使しながら、人間の運命を推し量る学識と発想の豊かさに驚嘆したのである。といっても抽象的な事が書かれているわけではない。実例が豊富で、それが実に面白い。

正直いって、「当たる当たらない」を云々する運命学の本ではない。掌の上でころがすように、自由自在に漢字をあやつりながら、中国四千年の知恵の占を悠々と遊び、逍遥する面白さを満喫できる本である。

フランスの哲学者パスカルは「人間は考える葦である」といった。オランダの歴史家ホイジンガは人間を「ホモ・ルウデンス」つまり「遊戯人間」と呼んだ。西洋の思想家たちの定義に従えば、人間は「考え、そして遊ぶ存在」である事になる。『測字秘考』は漢字を前にして、考え、そして遊ぶ「人間通」 の占術であると言ってもよい。

測字の魅力にとりつかれそうである。少年の時、三国志を読んで感じたような激しい心臓の動悸はないにしても、老年にさしかかった私は、この本を前に、ゆるやかな心のときめきを覚えるのである。

最後に、古希を越えられて、この大著を書かれた佐藤先生のエネルギーと学識に驚嘆しながら筆をおく。

   平成丙子年九月








はじめに


測字の楽しさを!!


このたびの著作は、小生の七十年のうちでいちばん「楽しく」書けた作品です。と同時にいちばん「苦しく、手間のかかった」作品です。というのは、日本でこの占術を物した人は一人だけで故人になっています。著作物はこの人の一冊のみで、他にまったくないものなのです。

「楽しく」というのは、占術の中でいちばん学問的で気品があり、中国三千年の文化文芸の凝縮されたものを、浅学非才ではありますが、自分で一つ一つひもといた、という点にあるのです。ともかく、中国の歴史、風俗がこの書をものすることにより、これまでの何百倍か、身についたことでしょう。これを「楽しく」書けた、と自負したのです。

「苦しく、手間のかかった」というのは、前述のように、参考書は日本に一冊もありませんし、訊く人も一人もいません。中国の原本も、この測字の書は数が非常に少なく、あっても、占術書とはすこし異なり、文字の解釈ですから理解するのに非常に時間がかかるのです。

本文に述べてありますが、今回小生が用いた中国の測字書は、『字触』という書で、占術書でも易者の著作物でもありません。明代で科挙の試験に合格し、進士として政治家となり、大変に活躍した人で、しかも文学的にも名声を博した大学者の著作物を底本としたのです。そのため、文章は名文ですし、歴史をふまえ故事をふんだんに使っての記述で、日本人としては理解するのに大変に苦労しました。原著者は、「古今ノ書、読マザル所ナク、ヨク文章ヲツヅル」とある、大学者です。

ともかく文章でわからない所がほとんどです。一字一字を辞書により、歴史年表をくり、故事をさぐり、それから占術的な感覚でもう一度ながめなおさなければ、どんな短い文でも、二字の単語でも、解釈がなりたたないのです。

今度のことでわかったのは、風習のちがいと、文章を書く場合の漢字の使い方の複雑さの二点でした。さらに、測字に関係のないことですが、漢字というものの不思議さです。今回、辞典をひもといて、部首と本字の関係の乱雑さにはあきれました。辞典を五冊ひけば五冊とも、本字が入っている部首が同じ字であってもちがうのです。一書はくちへん、一書はきへん、一書はぎょうにんべんにその字があるという、まったく御都合主義の感でした。

もちろん、辞典編者の考えなのでしょうが、小生のような無学な者には、もうひとつ解せない点でした。

さて、こうした苦労がありましたが、これまでの占術とはちがった、中国の文化、風俗とそこに述べられた小説のような奇談には、小生は魅せられ、三百五十枚をものすることができました。

最後にいえば、苦しみがあったから、この面白さが倍になったかと思われます。読者のみなさまにも、この面白さ、楽しさをぜひとも味わっていただきたいと思います。

小生の趣味嗜好から、わざと原文の味をみなさまにもと思い、訳もつけましたが、原文の読み下しをなるべく多く入れました。原文がきらいな方は、解説だけでも十分に、測字の面白さはわかっていただけると思います。

【注】著作の方法は、まず一字一字を、角川の『新字源』と、支那文を読む為の『漢字典』であたります。次で『大漢和辞典』十二巻をひもとき、最後に中国の大陵版『辞源』二巻と台湾の『辞海』四巻で結論を出すのです。この手順を踏まないとと、誤った解釈がでてしまうのです。

日本の辞典では、理想の都、中国の辞典では死後の世界。日本では身分のいやしい洗濯女、中国では洗濯女から皇后になる玉の輿、というように正反対の解釈が出てきますから、日本の辞典は、信用がおけなかったり、文意がたりなかったりするのです。

この外、中国の『人名辞典』や『聯緜字典』をひもとくのです。しかし、本文にも書いてありますが、辞典にない俗語があるのには困りました。しかし、一つ一つやることにより、いろいろの知識を身につけることができたのは、やはり「楽しさ」の魅力にひかれたのでしょう。

なお、占例がだぶっているのが二、三ありますが、これは観点のちがいで章にまたがって入れたものです。ご了承を。

大変に手前ミソの、キザな前がきになりましたが、著者の意をくみとっていただければ幸いです。

                                       佐藤六龍

   平成八年五月吉日















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測字で占う 【測字よもやま咄】(連載1〜6話)一挙掲載!



【測字よもやま咄】 第1話

(季刊「五術」平成16年6月号から抜粋)


徳川家康の祖父は、徳川清康といいました。その清康が、まだ三河の小領主だったころのことです。

あるとき、清康が夢をみました。手のひらに「是」という文字をしっかりにぎりしめた夢です。

「この夢は、どういう意味をあらわすのか?」と、おかかえの占い師に問いました。
占い師は、おどろいて、「これこそ、まさしく当家より、天下をとるお方が出る瑞兆であります。《是》という文字を分析しますと、日下人となります。日はすなわち、天、天下をあらわします。天下の人ということでございます」と、答えました。清康は、非常によろこんで、ほうびを与えました。

夢は正夢となって、孫の家康が天下をとり、徳川三百年をきずいたというわけです。


  ☆  ☆  ☆ ☆  ☆


ある辻占いのところに、娘が来ました。奉公娘の姿ですが、どこか気品があり、事情がある様子。

「私は、実は塩問屋の一人娘なのです。奉公人の一人に惚れてしまい、恥をしのんでご相談に来たのです。その奉公人も私のことを嫌っているようではないのですが、やはり奉公人、向こうから話し出すこともできないのでしょう。私から話して、駆け落ちしようかとも思いましたが、一人娘、百年つづいた店を潰すことになってしまいます。どうしたらよいものか…」

占い師は、その娘に漢字を一字書いてもらいました。娘は《天》と書きました。
「あなた達ふたりは、まだ結ばれていませんね。でも、相手もけっしてあなたのことが気にそまないわけではありませんよ。事情が事情ですし、誰か間にたってもらって、話をすすめれば、まとまると思います。そうですね。三月後、未の月ころにはまとまるでしょう。」

「なぜ、そんなことがわかるのですか」と問いました。

「《天》という字は、これを分解すると、二人になります。二人が一つになっているのですから、二人の気持ちは一致しているということです。ただ、まだこの字は夫という字になっていませんから、二人は夫婦の関係ではないとみました。仲介者をたてれば、《未》になります。未の月の頃にはまとまる、と判断したのです」






【測字よもやま咄】 連載2

(季刊「五術」平成16年12月号から抜粋)


唐の僖宗が、年号を「廣明」としたとき、相字者を召し、この年号の吉凶を占わせました。

「昔、ある者が僉覆け)の下におり、姓を黄といい、左足で日を、右足で月をふまえており、日月が明らかでなく、天下不安の兆しです」
これは僖宗をおもんばかり、昔ばなしにたとえて言った断です。

がけ(僉砲硫爾硫という人物は、「廣」の字の分解で、がけの正式字は、点をとった、がんだれ(厂)。その中に黄の字があるため、がけの下の黄という者、という断。

「廣明」で、黄の下に明があるため、黄が日(左)と月(右)をふんまえているとしたのです。
事実、この年に黄巣という逆臣が長安をおとした天下の大乱がありました。


       ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


宋の大宗が年号を「太平」としたとき、相字者にこの年号を占わせました。

「太平の二字は、一人六十の四字に分解できます。太は一人と点で、一人は国で一人は元首です。平は、太の点と平で六十となります。つまり元首の寿限は六十歳です」

はたして太宗は、六十歳で亡くなりました。


       ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


周尚幹が年末に、門の両がわに貼る桃符(吉譜の聯を書いた詩)をいろいろ書かせたが、一つのよい聯を得ました。

「門ニ公事無ク往来ハ少シ・家ニ陰功有リ子弟多シ」(門無公事往来少・家有陰功子弟多)
尚幹はこれを見て非常に喜び、大きく門に貼りました。これを見た相字者が、首をかしげて不吉であると。かたわらの人が、よい聯であるのに……。相字者は、聯の上三字をとると、門無公・家有陰(門ニ公ナク・家二陰アリ)となって、何で吉といえようか?

これは測字ではなく、文の区切りで吉凶を説いたものです。すべて対(つい)で、門と家、公事と陰功、無と有、少と多、です。これを三字目で区切りますと前述のようになって、不吉になってしまうのです。

つまり、門(家)から科挙(公)の人が出ない、家に陰(凶事)がある――ということで、不吉としたのです。






【測字よもやま咄】 連載3

(季刊「五術」平成17年2月号から抜粋)


「欠」の字を書いて子供の事を問いました。「明日男子を出産するであろう。この子は最初の子ではない筈」

時に十月十日でした。翌日その人が来て「先生の神占、はたして家では今日、一男子を得ました。これは次男です。どうして先生はこれを知ったのですか?」

「欠の字に両点を加えると次の字になる。これは第一番目でない事を知る。今日十一日である。欠の字に十一を加えると坎の字になり、易理では坎を中男とする、とあるから今日男子を得た事を知ったのである」



       ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



ある人が「瓦」の字をもって、無尽がおとせるか否かを問いました。

「瓦は人の頭の上にあるものである。おそらく一番高くとれるであろう。字形は二十九である。あなたは二十九点をもって無尽に臨めばよい」

その人は疑いながら行きました。のちに来て「はたして二十九点でおとせました。先生は実に神仙である」と。


       ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


張欣写が「字」と書いて、長男の病気が危いのを相字者に間いました。
「字の始めに書くウ冠りは、家の字頭で、その下に子があり、家の中に子供が在る象で妨げはありません」

張欣写は安心して、友人と談にうつりました。ところがその友人が煙草に火をつけようとして、そのつけ木を「字」と書いてあった紙の上におとしてしまいました。友人はあわてて火を消しました。相字者はそれを見ていて、「書いてある紙の犹瓩硫爾劉犹勠瓩、焦げてなくなりました。子息がなくなる兆、火(つけ木)が犹勠瓩鮠辰垢箸いΔ海箸蓮↓犧勠瓠焚个字の下にくる)となり、何か変事があるでしょう。

後にこの子息は、一度は病気は癒えたのですが、再び病いを得て死亡しました。



       ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



親族五人が郷試を受けに来て、試験場前の相字者に、誰が合格するかを「孟」を書いて間いました。

「子は北をあらわし、北の皿で北方から来た人。しかも猝勠瓩鰐卉腟┐量劼如一番上や最初という意の字、つまり北方から来た長男の人が合格するであろう」

【註】これは少しおかしい相字。一族が試験を受けに来たのであるから、五人はすべて北から来た筈。むしろ孟仲季の孟で長男としたほうが正しいでしょう。






【測字よもやま咄】 連載4

(季刊「五術」平成17年9月号から抜粋)


ある人が失物の占をこいました。「牆」の字を示しました。相字者は曰く、
「左側の爿(しょうへん)は、牀(寝台)の字のつくり、また右側は、面・来の二字が見えます。よって牀の下を尋ねれば、必ず得られよう」と。

その問占者は大笑いして曰く、「紛失したものは一頭の馬である。どうして牀の下にかくすことができようか?」

相字者曰く「馬は得られなくとも、その馬を盗んだ者の顔(面はよく見ることができるであろう。

その人は早々と家に帰り、妻の部屋の牀の下を見たところ、一人の少年を見つけました。馬盗人とし、物を盗む意ありとして官に届け出ました。

その少年は弁明し、「馬はすでに連れ帰って別な所にいる」というので、その人はそこに行きますと、果たして、その失った馬がいました。その少年をせめますと、妻の密通の相手だとのことです。その少年は昨日来て馬を盗んで帰った。そして今日また馬に乗って女の所に来、別な所に馬をおき、部屋で女と仲良くしていると、突然夫が帰って来たので、逃げきれず、牀の下にかくれたのだ」― とのこと。相字者の言は少しもたがわず、そのわざは、神わざといえましょう。

附 実に名判断といえるもので、少々付け加えておきます。「牆」という字は、かきねの意の字です。左側のつくりが牀の字、右側には来と回と面(似字)が見られます。つまり牀の下に馬はいなくとも、来・面で顔が見られる。しかも回の次があるゆえ二度、来で、二度来るという意。






【測字よもやま咄】 連載5

(季刊「五術」平成17年12月号から抜粋)


乳母が五歳の子供の病気について「亥」の字を書いて占いを乞いました。占者は 「牋膈瓩了は、獗忰瓩了の犹勠瓩里覆ぞ檗↓牋膈瓩鯤解すると、上は猩鮫瓩砲覆蕕覆し繊中は犁廰瓩砲覆蕕覆し繊下は狄有瓩砲覆蕕覆っ擦し繊△海了匐,篭多くて吉少ないゆえ、六歳にはなれないだろう」と。

乳母はあきらめきれないで「一」の字を書いて再び問いました。

「牋讚瓩蓮↓狎賢瓩了の最後の字、そして犹爿瓩了の始め、ましてこの牋讚畛は狃臭畛の半分の形、五歳が寿命であろう」と。

乳母について来た男が「水」の字を書いて、やはり子の生死を問いました。

「狄絖瓩了は、永久の牘吻瓩砲覆蕕覆し繊五行の数で言えば土は五、土が水を剋す、ゆえに五日をすぎずして死亡するであろう」


  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


戦いにのぞんで身分の低い将が、占師に「盆」の字を書いて吉凶を問うたのです。占師は「猗日刀瓩硫爾法↓犒讚瓩鮓るの象、大凶」と。

その将は、おそれて逃亡してしまいました。将軍は戦いに出て、逃げた将をとりこにして帰り、斬首の刑に処したのです。その日はちょうど八日目でした。

大将は占師を、軍をまどわした罪としてとらえ、「汝は今日のこの自分の禍いがある事が、占い師のくせにわからなかった」と問いただしました。

占師はおそれいりながら「どうか将軍さま、一字をもって決めていただきましょう。」と言い、字を書くことを将軍に求めました。

将軍は「梓」の一字を書きました。

占師は「木へんは狆鶚瓠右側の狄畢瓩廊猩蚕臭瓠まさに杖罪六十(杖で六十たたく罪)の象」と占ったのです。

将軍は「お前は三十の杖たたきだ。お前の占いは六十杖というからはずれだな」と笑いました。

「梓」で六十の杖たたき、というのに対し、罪一等を減じ、三十杖にし、「不的」と笑ったのは、実にイキな将軍といえましょう。


  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


ある人が「火」の一字を書いて「家にいたほうがよいか? 外に出たほうがよいか?」を問いました。

占者は「家を出たほうが利がある。字形は下のほうの脚が開いたもの、自らが外に出て行動したほうがよい。家にあったなら犧勠瓩あるだろう」と。

それを側で見ていた人が、その「火」の字をさし、「子供が貴人と一緒に北京に行くが、その同行の可否を問う」と占を乞いました。

「これは大利である。他の人が書いた火の字を再びさして、すなわち牴个鯑鵑銚る瓩猫牘雖瓩箸覆襦K無は北であって狄絖瓩箸垢襦水火既済の易卦で利がある」と。





【測字よもやま咄】 連載6

(季刊「五術」平成18年3月号から抜粋)


 馬を買う


ある人が「長」の字を書いて、馬を購入することの可否を問いました。
測字者は、これは「馬龍ニ化ス」象ナリ。千里の駒であるからよろしく、この馬がよい、と断じました。

馬を買うという問で、馬の字が龍の右側に似ているために、倏蓮⇔兇鵬修広瓩箸靴燭里任后
 
さらに「良」の字の下(つまり足)の字が「長」になっているから、足が良い馬といえる、と判断しました。
果たして走るを得意とした良馬でした。


 観梅測字法

これは邵康節の梅花心易からきた言葉で、字を書いて占うのではなく、事物を用いて字の代わりに占う法です。いろいろありますが、人や物を用います。子供なら「子」、女なら「女へん」というように。

ある人が銭を手に持ち、その銭を机の上において、その銭の上に彫ってある「順」の字を指さして婚姻を問いました。

占者は、「もう婚姻はすでに調っている」と、断じました。

その理は「銭はまるいもの。しかも真ん中が四角にあいている。外円内方は天地交泰の意で、すでにまとまっていることを意味しています。

問うた人は、そのとおりです。実は財を問うたのですが―と。

占者は「財は二、三分あるだけ、銭の形のごとく外は実、内は虚である(銭はまるく、真ん中が四角で穴があいている)。嫁入りの資材はあるだろうが、あまり多くないはず」と。
「順」の字は最初に三本書く、希望の「願」の字の「頁」は、「順」の字の最後に書く、ゆえに、あなたの願いの財は三分であると。


 病を問う

ある人が「芍」の字を書いて病人の吉凶を問いました。

占者は、「これは年の若い女性であろう。それは『廿』の字が見えるから、二十歳前後であろう」と。問うた人は、「まことにそのとおり。病人は二十歳である」と。

この病人は「黄旛・豹尾」の凶殺を犯したから、どうして生きていられることができようか?と。

これは方位の神殺で黄旛殺・豹尾殺という凶方が「芍」の字に出ていると考えたのです。
「芍」の上のかんむりが「黄旛殺」の黄、下の字が「豹尾殺」の豹の字の右にあたります。さらに、この「芍」は、花月の女象で、「花残月が欠ける象で、生きながらえられません。(これは「花」の字が半分欠けた字、「残」の右側の字にあたります。つまり花(女形)」が欠け、残(そこな)われるとみたのです。




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【測字で占う「酉年」】 (季刊「五術」平成28年12月号掲載文から抜粋)


【測字で占う「酉年」】


(季刊「五術」平成28年12月号掲載文から抜粋)


文字の篇(へん)・旁(つくり)・冠(かんむり)・脚(あし)・点(てん)を分解したり、
組み合わせたりして吉凶を占う「測字占法」という占術があります。
この測字占法についての書籍として『測字秘考』が刊行されています。

『測字秘考』で、来年の「酉年」を占ってみます。



〔酉〕 
半酔半醒(半酔ニシテ半醒)。
酉の字は酔・醒の片側の字。
すべて物事が半分しかならない状態をあらわします。
(『測字秘考』 330頁)



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今年から来年にかけて、世界で大きな社会的変動が起こる要素があります。

アメリカ ・韓国に始まり、来年はドイツ・フランスの総選挙・大統領選挙の年で、世界で国民的なさまざまの政治的社会的運動が起こることが予想されます。

その社会状況の因が、覚醒した冷静な判断にあるのではなく、「半酔半醒」状態の混乱の中にあるのではないかと、酉字の測字から占えます。

皆様も、色々占ってみてください。




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中国では、子平推命より古い占術です。
事実は小説より奇なりの占例の集大成。



つまり、これだけ広い世界、多い人口の中で、この占いは、日本人・中国人・韓国人のみの占いというわけなのです。

しかも、その占いが、占術の中ではひときわ上位にある気品と学術性と雅味にあふれたすばらしい理論構成をもつものなのです。

科挙の試験(官吏登用試験)の難関を突破した歴代の名首相が、文学作品以外に著作するものといいますと、子平推命とこの「測字占法」なのです。数からいえば、「測字占法」のほうが多いのです。それは、占術といっても高度の文学的素養と知識が必要だからです。文学者の随筆には、これらの測字の話が数多く出てきます。

一、非常におもしろい判断ができる占術です。
一、気品と知性にあふれた文学的な占術です。
一、命名・占卜など他占術にも応用可能な実利的占術です。

本書は占術を中心に書いてありますから、中国の、上は王侯貴族から下は乞食までの風俗とその日常生活、およびいろいろの故事や民間伝承が手にとるように理解できます。

■占術中心ですから、推理小説のように興味深く読めます。
■測字の原則も書いてありますから、自分で鑑定にも応用できます。
■名づけ・雅号命名・会社名の命名などにはぴったりの占術です。



〔著者からのお願い〕

日本には昔から文人墨客のあいだに、暇ができたら易を楽しみたい!という言がありますが、中国ではこの測字占法を楽しむのです。気品と文学性に富み、しかも占術的なおもしろさがあるからです。今回の書は、私、六龍が毎晩遅くまで辞典を引きながら、苦しみ、かつ、楽しんで書いた著作です。読者の皆様も中国の占術と文化を楽しんでいただけたら幸いです。


漢字漢文に興味のある方、理解を示される方にお勧めの書!
占術はまったく初めてという方でも、おもしろく読めます!




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文字占い【測字よもやま咄】 第六話





季刊「五術」平成18年3月号から抜粋
 

【測字よもやま咄】  第六話 (最終回)
 



馬を買う

ある人が「長」の字を書いて、馬を購入することの可否を問いました。
測字者は、これは「馬龍ニ化ス」象ナリ。千里の駒であるからよろしく、この馬が
よい、と断じました。
 
馬を買うという問で、馬の字が龍の右側に似ているために、倏蓮⇔兇鵬修広
としたのです。 
 
さらに「良」の字の下(つまり足)の字が「長」になっているから、足が良い馬と
いえる、と判断しました。
 
果たして走るを特異とした良馬でした。




観梅測字法

これは邵康節の梅花心易からきた言葉で、字を書いて占うのではなく、事物を
用いて字の代わりに占う法です。いろいろありますが、人や物を用います。
子供なら「子」、女なら「女へん」というように。
 
ある人が銭を手に持ち、その銭を机の上において、その銭の上に彫ってある
「順」の字を指さして婚姻を問いました。
 
占者は、「もう婚姻はすでに調っている」と、断じました。
 
その理は「銭はまるいもの。しかも真ん中が四角にあいている。外円内方は
天地交泰の意で、すでにまとまっていることを意味しています。
問うた人は、そのとおりです。実は財を問うたのですが―と。
 
占者は「財は二、三分あるだけ、銭の形のごとく外は実、内は虚である(銭は
まるく、真ん中が四角で穴があいている)。嫁入りの資材はあるだろうが、あ
まり多くないはず」と。
 
「順」の字は最初に三本書く、希望の「願」の字の「頁」は、「順」の字の最後に
書く、ゆえに、あなたの願いの財は三分であると。




病を問う

ある人が「芍」の字を書いて病人の吉凶を問いました。
占者は、「これは年の若い女性であろう。それは『廿』の字が見えるから、二十歳
前後であろう」と。問うた人は、「まことにそのとおり。病人は二十歳である」と。
 
この病人は「黄旛・豹尾」の凶殺を犯したから、どうして生きていられることができ
ようか?と。
これは方位の神殺で黄旛殺・豹尾殺という凶方が「芍」の字に出ていると考えた
のです。「芍」の上のかんむりが「黄旛殺」の黄、下の字が「豹尾殺」の豹の字の
右にあたります。 さらに、この「芍」は、花月の女象で、「花残月が欠ける象で、
生きながらえられません。(これは「花」の字が半分欠けた字、「残」の右側の字
にあたります。つまり花(女形)」が欠け、残(そこな)われるとみたのです。







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文字占い【測字よもやま咄】 第五話

季刊「五術」平成17年12月号から抜粋


【測字よもやま咄】 第五話



乳母が五歳の子供の病気について「亥」の字を書いて占いを乞いました。
占者は「牋膈瓩了は、獗忰瓩了の犹勠瓩里覆ぞ檗↓牋膈瓩鯤解すると、上は
猩鮫瓩砲覆蕕覆し繊中は犁廰瓩砲覆蕕覆し繊下は狄有瓩砲覆蕕覆っ擦し繊△海
子供は凶多くて吉少ないゆえ、六歳にはなれないだろう」と。

乳母はあきらめきれないで「一」の字を書いて再び問いました。
「牋讚瓩蓮↓狎賢瓩了の最後の字、そして犹爿瓩了の始め、ましてこの牋讚畛
は狃臭畛の半分の形、五歳が寿命であろう」と。

乳母について来た男が「水」の字を書いて、やはり子の生死を問いました。
「狄絖瓩了は、永久の牘吻瓩砲覆蕕覆し繊五行の数で言えば土は五、土が水を
剋す、ゆえに五日をすぎずして死亡するであろう」




   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆




戦いにのぞんで身分の低い将が、占師に「盆」の字を書いて吉凶を問うたのです。
占師は「猗日刀瓩硫爾法↓犒讚瓩鮓るの象、大凶」と。
その将は、おそれて逃亡してしまいました。将軍は戦いに出て、逃げた将をとりこ
にして帰り、斬首の刑に処したのです。その日はちょうど八日目でした。

大将は占師を、軍をまどわした罪としてとらえ、「汝は今日のこの自分の禍いがあ
る事が、占い師のくせにわからなかった」と問いただしました。

占い師はおそれいりながら「どうか将軍さま、一字をもって決めていただきましょう。」
と言い、字を書くことを将軍に求めました。

将軍は「梓」の一字を書きました。
 占師は「木へんは狆鶚瓠右側の狄畢瓩廊猩蚕臭瓠まさに杖罪六十(杖で
六十たたく罪)の象」と占ったのです。
将軍は「お前は三十の杖たたきだ。お前の占いは六十杖というからはずれだな」
と笑いました。
 
「梓」で六十の杖たたき、というのに対し、罪一等を減じ、三十杖にし、「不的」と
笑ったのは、実にイキな将軍といえましょう。




   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆




ある人が「火」の一字を書いて「家にいたほうがよいか? 外に出たほうがよいか?」
を問いました。

占者は「家を出たほうが利がある。字形は下のほうの脚が開いたもの、自らが外に
出て行動したほうがよい。家にあったなら犧勠瓩あるだろう」と。

それを側で見ていた人が、その「火」の字をさし、「子供が貴人と一緒に北京に行く
が、その同行の可否を問う」と占を乞いました。

「これは大利である。他の人が書いた火の字を再びさして、すなわち牴个鯑鵑銚る
で牘雖瓩箸覆襦K無は北であって狄絖瓩箸垢襦水火既済の易卦で利がある」と。





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文字占い【測字よもやま咄】 第四話


季刊「五術」平成17年9月号から抜粋
 

【測字よもやま咄】 第四話



ある人が失物の占をこいました。「牆」の字を示しました。相字者は曰く、
「左側の爿(しょうへん)は、牀(寝台)の字のつくり、また右側は、面・来の
二字が見えます。よって牀の下を尋ねれば、必ず得られよう」と。
 
その問占者は大笑いして曰く、「紛失したものは一頭の馬である。どうして
牀の下にかくすことができようか?」
 
相字者曰く「馬は得られなくとも、その馬を盗んだ者の顔(面はよく見るこ
とができるであろう。
 
その人は早々と家に帰り、妻の部屋の牀の下を見たところ、一人の少年
を見つけました。馬盗人とし、物を盗む意ありとして官に届け出ました。
 
その少年は弁明し、「馬はすでに連れ帰って別な所にいる」というので、
その人はそこに行きますと、果たして、その失った馬がいました。その少年
をせめますと、妻の密通の相手だとのことです。その少年は昨日来て馬
を盗んで帰った。そして今日また馬に乗って女の所に来、別な所に馬を
おき、部屋で女と仲良くしていると、突然夫が帰って来たので、逃げきれ
ず、牀の下にかくれたのだ」 ― とのこと。

相字者の言は少しもたがわず、そのわざは、神わざといえましょう。



【附】 実に名判断といえるもので、少々付け加えておきます。
「牆」という字は、かきねの意の字です。左側のつくりが牀の字、右側には
来と回と面(似字)が見られます。つまり牀の下に馬はいなくとも、来・面で
顔が見られる。しかも回の次があるゆえ二度、来で、二度来るという意。





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文字占い【測字よもやま咄】 第三話


季刊「五術」 平成17年2月号から抜粋

【測字よもやま咄】第三話



「欠」の字を書いて子供の事を問いました。「明日男子を出産するであろう。
この子は最初の子ではない筈」

時に十月十日でした。翌日その人が来て「先生の神占、はたして家では今日、
一男子を得ました。これは次男です。どうして先生はこれを知ったのですか?」
「欠の字に両点を加えると次の字になる。これは第一番目でない事を知る。
今日十一日である。欠の字に十一を加えると坎の字になり、易理では坎を
中男とする、とあるから今日男子を得た事を知ったのである」




       ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆




ある人が「瓦」の字をもって、無尽がおとせるか否かを問いました。

「瓦は人の頭の上にあるものである。おそらく一番高くとれるであろう。字形は
二十九である。あなたは二十九点をもって無尽に臨めばよい」

その人は疑いながら行きました。のちに来て「はたして二十九点でおとせました。
先生は実に神仙である」と。

 


       ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆




張欣写が「字」と書いて、長男の病気が危いのを相字者に間いました。
「字の始めに書くウ冠りは、家の字頭で、その下に子があり、家の中に子供が
在る象で妨げはありません」

張欣写は安心して、友人と談にうつりました。ところがその友人が煙草に火を
つけようとして、そのつけ木を「字」と書いてあった紙の上におとしてしまいまし
た。友人はあわてて火を消しました。相字者はそれを見ていて、「書いてある
紙の犹瓩硫爾劉犹勠瓩、焦げてなくなりました。子息がなくなる兆、
火(つけ木)が犹勠瓩鮠辰垢箸いΔ海箸蓮↓犧勠瓠焚个字の下にくる)となり、
何か変事があるでしょう。

後にこの子息は、一度は病気は癒えたのですが、再び病いを得て死亡しました。




       ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆




親族五人が郷試を受けに来て、試験場前の相字者に、誰が合格するかを
「孟」を書いて間いました。

「子は北をあらわし、北の皿で北方から来た人。しかも猝勠瓩鰐卉腟┐量
で、一番上や最初という意の字、つまり北方から来た長男の人が合格する
であろう」

【註】これは少しおかしい相字。一族が試験を受けに来たのであるから、五人
はすべて北から来た筈。むしろ孟仲季の孟で長男としたほうが正しいでしょう。




※第一話は、9月5日に掲載しております。





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文字占い(会報誌・季刊「五術」より抜粋記事)



季刊「五術」平成16年6月号から抜粋

【測字よもやま咄】  連載1



徳川家康の祖父は、徳川清康といいました。その清康が、まだ三河の小領主だったころのことです。
あるとき、清康が夢をみました。手のひらに「是」という文字をしっかりにぎりしめた夢です。
「この夢は、どういう意味をあらわすのか?」と、おかかえの占い師に問いました。
占い師は、おどろいて、「これこそ、まさしく当家より、天下をとるお方が出る瑞兆であります。狎Л
という文字を分析しますと、日下人となります。日はすなわち、天、天下をあらわします。天下の人と
いうことでございます」と、答えました。
 
清康は、非常によろこんで、ほうびを与えました。
夢は正夢となって、孫の家康が天下をとり、徳川三百年をきずいたというわけです。
 
 
    ☆  ☆ ☆  ☆  ☆
 

ある辻占いのところに、娘が来ました。奉公娘の姿ですが、どこか気品があり、事情がある様子。
「私は、実は塩問屋の一人娘なのです。奉公人の一人に惚れてしまい、恥をしのんでご相談に来
たのです。その奉公人も私のことを嫌っているようではないのですが、やはり奉公人、向こうから
話し出すこともできないのでしょう。私から話して、駆け落ちしようかとも思いましたが、一人娘、百
年つづいた店を潰すことになってしまいます。どうしたらよいものか…」

占い師は、その娘に漢字を一字書いてもらいました。娘は狹鍬瓩判颪ました。
「あなた達ふたりは、まだ結ばれていませんね。でも、相手もけっしてあなたのことが気にそまない
わけではありませんよ。事情が事情ですし、誰か間にたってもらって、話をすすめれば、まとまる
と思います。そうですね。三月後、未の月ころにはまとまるでしょう。」
「なぜ、そんなことがわかるのですか」と問いました。
「狹鍬瓩箸い字は、これを分解すると、二人になります。二人が一つになっているのですから、
二人の気持ちは一致しているということです。ただ、まだこの字は夫という字になっていませんか
ら、二人は夫婦の関係ではないとみました。仲介者をたてれば、猝き瓩砲覆蠅泙后Lい侶遒虜
にはまとまる、と判断したのです」




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日本で始めての「文字占い」の秘書!

〜 中国秘本『字触』の占例より 〜

A5判・函入り・336頁 佐藤六龍著 


ある任意の一字だけを書かせ、それであらゆる吉凶禍福のすべてを占う、漢字発生
の中国ならではの学術的占術の公開です。


◆中国では、子平推命より古い占術です
◆事実は小説よりも奇なりの占例の集大成


占いと宗教は、いかなる国にもありますが、この「測字占法」のみは、漢字を使う国に
のみある一種独特の占いです。つまり、これだけ広い世界、多い人口の中で、この占
いは、日本人・中国人・韓国人のみの占いというわけなのです。

しかも、その占いが、占術の中ではひときわ上位にある気品と学術性と雅味にあふれ
たすばらしい理論構成をもつものなのです。

科挙の試験(官吏登用試験)の難関を突破した歴代の名首相が、文学作品以外に著作
するものといいますと、子平推命とこの「測字占法」なのです。数からいえば、「測字占法」
のほうが多いのです。それは、占術といっても高度の文学的素養と知識が必要だからです。
文学者の随筆には、これらの測字の話が数多く出てきます。

一、非常におもしろい判断ができる占術です。
一、気品と知性にあふれた文学的な占術です。
一、命名・占卜など他占術にも応用可能な実利的占術です。

本書は占術を中心に書いてありますから、中国の、上は王侯貴族から下は乞食までの
風俗とその日常生活、およびいろいろの故事や民間伝承が手にとるように理解できます。

■占術中心ですから、推理小説のように興味深く読めます。
■測字の原則も書いてありますから、自分で鑑定にも応用できます。
■名づけ・雅号命名・会社名の命名などにはぴったりの占術です。


〔著者からのお願い〕
日本には昔から文人墨客のあいだに、暇ができたら易を楽しみたい!という言が
ありますが、中国ではこの測字占法を楽しむのです。
気品と文学性に富み、しかも占術的なおもしろさがあるからです。今回の書は、私、
六龍が毎晩遅くまで辞典を引きながら、苦しみ、かつ、楽しんで書いた著作です。
読者の皆様も中国の占術と文化を楽しんでいただけたら幸いです。


漢字漢文に興味のある方、理解を示される方にお勧めの書!
占術はまったく初めてという方でも、おもしろく読めます!



◆『測字秘考』掲載の占例(抜粋)◆

科挙の試験占/妻の疾病占/待ち人の占い/反乱の予言/独眼の者を全盲が占う/字から喪服を察する/大学者の罪を占う/家出人の死を当てる/援軍について占う/測字で罪をのがる/汗巾で家柄を占う/孫権の夢占い/動物の尾で占う/干支を示した夢/毒蛇変じて吉兆となる/墨が散った凶兆/死罪を願う?/終わりにして始め/胎児の男女を占う/退任を予言/軽病で必死と断ず/女性が蛇を生む/おなさけの合格/無字で二人の命を占う/芝居の演目を当てる/字のかすれで病名を/蟹の足で測字占/内乱軍の氏名をさぐる/木が燃える測字/兄弟が盗人か?/涙が出る測字判断/死の報せあり/生木と枯木で判断/筆法で地位下降を占う/易卦から門をみる/拆字から易卦を求める/美人ではないが柔順/美女の誘いにのりそこねた役人/君は今駒形あたりホトトギス/測字で罵られた大臣/烈婦が測字で夫の仇討ち/青牛赤虎の内乱予言/美人との不倫を夢みる/楊貴妃の死を百年前に予言/測字名人/素人に測字で負ける/まったく才能なし絶望予言/中国版大奥残酷物語/金欠のため旅より戻る/俗謡に悪人死す/任地を測字する/頭に火がついて死す/測字名判断を測字でほめかえす/一兵卒が測字で将軍となる/判断を逆にした測字/足し算をする測字/子供が親の贈り物を測字する/出世の限界を予言される五術名人劉伯温の測字判断/殺人犯を測字でつかまえる

 
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五行易高等科 (月2回)
紫薇推命高等科(月2回)
四柱推命高等科(月1回)
四柱推命中等科(月2回)
奇門遁甲高等科(月2回)
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