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会報誌

【五術家列伝】の第19話から第21話を追加掲載いたしました!

        一話完結ダウンロード販売中の 

     【五術家列伝】
 (明治大正昭和三代に活躍の名物易者の珍談奇談の数々)

の第19話から第21話を追加掲載いたしました!


タイトルは次の通りです。

《第19話》 異色の易占家
《第20話》 気学を創作した人 ―大正昭和の新占術―
《第21話》 姓名術の大偉人




無題















※参考写真・香草社の会報誌:季刊『五術』(年4回発行)



【五術家列伝】は、香草社の会報誌・季刊「五術」(年四回発行)に、
平成7年から大好評連載中の記事です。

平成7年の第2話以降、お好きなタイトルを一話ずつご購入いただけ
るようにダウンロード販売しております。(第1話はサンプルとして無料
ダウンロード可)
販売記事は、随時加えていく予定です。

◆ダウンロード料金:300円 / 一話。

販売サイトは、 オンライン書店  トップページ左下の項目フリーペー
ジの【五術家列伝ダウンロード販売】からどうぞ。

★これまでの掲載タイトル★

《第2話》 高嶋嘉右衛門・呑象
《第3話》 高島暦と柄沢正覚
《第4話》 雑誌『陰陽』と五術家たち(昭和二年の頃)
《第5話》 四柱推命と六龍(今秋の「洩天機」公開について!)
《第6話》 雑誌『陰陽』と五術家たち(昭和四年の頃)
《第7話》 雑誌『陰陽』と五術家たち(昭和五年の頃)
《第8話》 雑誌『陰陽』と五術家たち(昭和六年の頃)
《第9話》 雑誌『陰陽』と五術家たち(田畑大有)
《第10話》 雑誌『陰陽』と五術家たち(月岡三籟)
《第11話》 雑誌『陰陽』と五術家たち(五術家の世襲・上)
《第12話》 雑誌『陰陽』と五術家たち(五術家の世襲・下)
《第13話》 事件を起こした五術家
《第14話》 続・事件を起こした五術家
《第15話》 大島中堂死す
《第16話》 文人易者・田中小実昌
《第17話》 周易の根本通明
《第18話》 人相を使わない人相の名人
《第19話》 異色の易占家
《第20話》 気学を創作した人  ―大正昭和の新占術―
《第21話》 姓名術の大偉人



 

季刊「五術」連載記事【五術家列伝】ダウンロード販売開始!

季刊「五術」掲載記事  【 五 術 家 列 伝 】   佐藤六龍著



〜明治大正昭和三代に活躍の名物易者の珍談奇談の数々〜 


香草社の会報誌・季刊「五術」(年四回発行)に、平成七年から大人気
好評連載中の記事です。

平成七年の第二話から、お好きなイトルを一話ずつご購入い
ただけます。
(第一話はサンプルとして無料ダウンロード可 :下に掲載)

販売記事は、随時増やしていく予定です。


◆ダウンロード料金 : 200円前後 / 一話。
◆第一話は、サンプルとし
て無料ダウンロード可。

 ダウンロード販売サイトは、こちらです。


★タイトル例★

《第二話》  高嶋嘉右衛門・呑象
《第三話》  高島暦と柄沢正覚
《第四話》  雑誌『陰陽』と五術家たち(昭和二年の頃)
《第五話》  四柱推命と六龍(今秋の「洩天機」公開について!)
《第六話》  雑誌『陰陽』と五術家たち(昭和四年の頃)
《第七話》  雑誌『陰陽』と五術家たち(昭和五年の頃)
《第八話》  雑誌『陰陽』と五術家たち(昭和六年の頃)
《第九話》  雑誌『陰陽』と五術家たち(田畑大有)
《第十話》  雑誌『陰陽』と五術家たち(月岡三籟)
《第十一話》 雑誌『陰陽』と五術家たち(五術家のの世襲・上)
《第十二話》 雑誌『陰陽』と五術家たち(五術家のの世襲・下)
《第十三話》 事件を起こした五術家
《第十四話》 続・事件を起こした五術家
《第十五話》 大島中堂死す

※現在、第七話までダウンロードできます。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇  

 

    【五術家列伝】    佐藤六龍著


〜明治大正昭和三代の名物易者の珍談奇談の数々〜


◆五術家列伝 《第一話》 (季刊「五術」平成七年九月五日号掲載)


かつて「日本の五術」という名で日本の占術を書いてきましたが、今度は、その日本
の五術家を、小生の知るかぎり、書いてみたいと思います。
中国史書に『史記』というすばらしいものがあります。
その中で、個人の事跡や伝記を記したのが「列伝」です。
史記のすばらしさ、おもしろさは、この「列伝」にあるというのは、二千年間の言い
伝えです。
別に史記に匹敵するほどの占術家列伝を書くなどという大それたことは考えません。
「五術家列伝」は、佐藤六龍が直接会った事があり、その事跡なり占術成果が十分に
信頼できる情報源からのものにしぼり、小生の知っているかぎりの事を平成の今日に
記しておきたいのです。


あらゆる分野の歴史というのは、必ずどこかに伝えられますし、文献も残るものです
が五術の世界にいたっては、例外にあたります。
平成七年の今日、かつての四十年前の占術界の事を正しく知っている人があまりにも
少ないのに、小生おどろいているのです。まして、文献にいたっては皆無です。昭和
時代、その前の大正、明治の話は、今残しておかないとまったくとぎれてしまいます。


はなはだ悲しいことですが、現今にあって、占術・占術界・占術家などはまったく世
の人からみれば、一文の価値もないものですし、それらの歴史を残したり、知ったと
ころでどうなるものでもないのです。
今の世の中に、許可なくやれる業は、乞食と易者のみです。それほど世から無視され
ている職業です。故に、これらの歴史や事件や人物を知ったところでどうしようもな
いから、忘れられていくのです。


しかし、五術をやった佐藤六龍は、明治以降の五術については、知っている事を残し
ておきたいと考えるのです。占術・占術家ほど世から蔑視されているものは他になく、
これは今も昔も同じです。


江戸時代に一世を風靡した名易者の平沢随貞がある大名に召され、セキフという易術
を披露した時の事です。セキフとは、人が物を占者にかくしておき、その占者に占術
でもってその物をあてさせる術をいいます。犲擁″と書き、正しくは覆ってある物
を言いあてる事をいい、漢書の『東方朔伝』に出ている言葉です。


易のセキフは、現物をおおいかくすというより、紙にその物の名を記しておき、その
紙を三方の上にのせておき易者に易をたてて当てさせます。セキフは易ばかりでなく、
占卜すべてにあり、特に小六壬が中国では有名です。


例えば、「人物・武士・別れ楠木正行」とか、「食物・江戸・栄太楼のきんつば菓子」
とか、「刀物・村正の妖刀」というような書き方をします。一般にはヒントのように
一番上の二字のみを教えるようです。人物とか、食物とか、刀物とか、風景とか。


さて随貞は、数々のセキフを一つ一つ当て大いに大名の称讃を得ました。最後に大名
は、「これが当たったら、そちは日本一の名人じゃ」という事で「人物」というセキ
フの世の中に、あってもまったく益のないもの、といってなくては困るもの、―占い
と宗教―です。


まだこうした話は洒落けがありますが、現代になりますと、洒落けはなくなり、異端
視・蔑視・迷信視になってしまいます。


半七捕物帳の岡本綺堂氏の息子さんがやっておられる青蛙房という大変によい本を出
す出版社があります。この出版社から『術』という本が出ていますが、この本の占術
の項がまったくのデタラメ、ひどいの一語につきるのです。
著者は綿谷雪という方で小生が知っていた方なので、ある時、それを問いただしまし
た。
「なに、まちがっている!まちがっていたっていいじゃないか!あんなのは迷信の占
いだから!」


ここで気をつけなければいけないのは占術が迷信か迷信じゃないか―ではなく、なん
であろうと、占術が正しく書かれていない点を小生は問うたのです。占いだからまち
がった記述でよい!の一言。
これなど占術蔑視のよい例です。
こんないいかげんな先生が数多の書を出すのですから世の中は困ったもので、それを
また、平気で引用する大先生がいるのですから世の中は広いものです。
超一流出版社から剣豪物の個人全集が出ました。その解説を書いている評論家が新聞
に、「剣豪の流派や太刀筋などは著者が空想で書いているとばかり思っていたが、今
回の全集の解説にあたって、綿谷雪の武芸…事典で調べたら、空想ではなく、ちゃん
と流派があった…云々」
と書いているのてす。著者が空想でなくしっかりした武芸ものを書いたのに対し、解
説者は、このインチキきわまるあやしげな綿谷氏の本で解説しているのですからびっ
くりしました。後でその筋の人に聞きますと、この武芸…は実にあやふやな本で資料
としては五流以下というのは衆目の一致したところだそうです。


綿谷氏の占い蔑視から話がそれてしまいましたが、ようするに、占術・占術家はあま
り世からは、しっかり見られていないという事なのです。
しかし、一応、明治・大正・昭和・平成の四代の占術・占術家のありのままは、正し
く書きのこしておきたいと考え筆をとりました。



以下次号  ※コピー、および、無断転載はお断りいたします。  株式会社香草社


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