【占術の特徴】

(季刊「五術」 通巻149号・平成27年3月号から抜粋)

田淵英宗著


占術の中の卜術に、五行易(断易)と六壬占卜の二大占術があります。

各占術には、それぞれの特徴がありますから、占う事柄によって、五行易
を用いるか、六壬占卜を用いるか、どちらがより適当かということがありま
す。どちらの占術を用いるかは、占う事柄と、占者の知識と判断によります。

五行易では、占う事柄によって、用神(占う注目点)を決めて占断をとります。
ですから、三つ四つと多くを占断するときは、五行易が適しています。

例えば、大学入試の事で占う場合、

,海梁膤悗漏慳簔亀罎卜匹ぢ膤悗? 
△海梁膤悗燃慇言験茲漏擇靴瓩襪?
この大学に合格できるか? 

など、´↓に対して、それぞれ易卦をたてて占います。
同じ易卦が出ることは、ほとんどありませんから、吉凶の占断も、それぞれ
に出てきます。

ただ、占う事柄によって、何を用神(注目点)にするか決めなければなりま
せんが、そのときに少し迷いが出たりします。

例として、結婚占を挙げてみますと、男性が「この女性と結婚してよいか」
の占断なら、妻財を用神にとりますが、女性が「この男性と結婚して良い
か」なら、官鬼を用神にとります。

また、親が子供の結婚を見るときは、用神は子孫になります。五行易では、
同じ結婚占でも、用神が妻財・官鬼・子孫と、占を乞う人によって違ってき
ます。

六壬占卜では、占う事柄を聞いた時を一番、次いで占う時を二番として、
その日の時間の六壬盤によって、吉凶を求めます。誰が占っても、その日
の六壬時盤は同じです。

六壬占卜の結婚占・恋愛占では、六壬盤の一課が男性、三課が女性と
決まっています。男性が来ても、女性が来ても、おじいちゃん、おばあちゃん、
両親、兄弟姉妹が来ても、一課を男性、三課を女性、として吉凶を決めます。

六壬盤の初伝で出会った場所、中伝で現在の状態、末伝と一課・三課の
関係の吉凶によって、良い悪いがはっきりとわかります。

六壬盤の一課は、男性の性格や能力、二課は男性側の諸条件、収入や
借金、隠れた女性なども出ます。三課は、女性の性格や魅力、四課は女
性側の諸条件、職業や家庭環境、隠れた男性なども出ます。

そして、六壬占卜では、時の流れによる状況の変化をふまえた結末の吉
凶がよくわかります。人間関係の吉凶の象意などがよく出ます。

五行易は、吉か凶かの、良い・悪いの断が明確に出ます。
それぞれの占術の特長を活かすように、占う事柄によって、五行易なり六
壬なりを選んで用いるとよいでしょう。

その他の占卜では、九星を用いた九星占卜や干支を用いた干支秘法も
あります。特に、鑑定をする人は、卜術の一つや二つは身につけておくこ
とを、お勧めします。





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