季刊「五術」平成18年3月号から抜粋
 

【測字よもやま咄】  第六話 (最終回)
 



馬を買う

ある人が「長」の字を書いて、馬を購入することの可否を問いました。
測字者は、これは「馬龍ニ化ス」象ナリ。千里の駒であるからよろしく、この馬が
よい、と断じました。
 
馬を買うという問で、馬の字が龍の右側に似ているために、倏蓮⇔兇鵬修広
としたのです。 
 
さらに「良」の字の下(つまり足)の字が「長」になっているから、足が良い馬と
いえる、と判断しました。
 
果たして走るを特異とした良馬でした。




観梅測字法

これは邵康節の梅花心易からきた言葉で、字を書いて占うのではなく、事物を
用いて字の代わりに占う法です。いろいろありますが、人や物を用います。
子供なら「子」、女なら「女へん」というように。
 
ある人が銭を手に持ち、その銭を机の上において、その銭の上に彫ってある
「順」の字を指さして婚姻を問いました。
 
占者は、「もう婚姻はすでに調っている」と、断じました。
 
その理は「銭はまるいもの。しかも真ん中が四角にあいている。外円内方は
天地交泰の意で、すでにまとまっていることを意味しています。
問うた人は、そのとおりです。実は財を問うたのですが―と。
 
占者は「財は二、三分あるだけ、銭の形のごとく外は実、内は虚である(銭は
まるく、真ん中が四角で穴があいている)。嫁入りの資材はあるだろうが、あ
まり多くないはず」と。
 
「順」の字は最初に三本書く、希望の「願」の字の「頁」は、「順」の字の最後に
書く、ゆえに、あなたの願いの財は三分であると。




病を問う

ある人が「芍」の字を書いて病人の吉凶を問いました。
占者は、「これは年の若い女性であろう。それは『廿』の字が見えるから、二十歳
前後であろう」と。問うた人は、「まことにそのとおり。病人は二十歳である」と。
 
この病人は「黄旛・豹尾」の凶殺を犯したから、どうして生きていられることができ
ようか?と。
これは方位の神殺で黄旛殺・豹尾殺という凶方が「芍」の字に出ていると考えた
のです。「芍」の上のかんむりが「黄旛殺」の黄、下の字が「豹尾殺」の豹の字の
右にあたります。 さらに、この「芍」は、花月の女象で、「花残月が欠ける象で、
生きながらえられません。(これは「花」の字が半分欠けた字、「残」の右側の字
にあたります。つまり花(女形)」が欠け、残(そこな)われるとみたのです。







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