『漢方秘法・口伝集』


日本にない本物の中国医学!
                     




張 明澄 口述 ・ 佐藤六龍 著 

A5判・並製本・328頁



佐藤六龍先生が張明澄師から三十数年にわたり伝授された
中国正統漢方の秘法・口伝を、ここに、すべて公開 !!

★正しく、伝え、研究される機会を逸した日本漢方界に、正統漢方を披瀝!



張明澄師によれば、漢方(中医学)の原典とされる『傷寒論』さえ、日本では正しく読まれていない、という。漢文の読み方が間違っているとのこと。そのため、日本では、漢方で重要な「表裏」「熱寒」の概念・理論が理解されないままです。

つまり、日本漢方は、理論構成自体が不十分な状態なのです。張明澄師は、こうした日本で、正しい漢方(中医学)の普及に尽力されましたが、それでも、一般の漢方講習会などでは語られる事がなかった犂訴の極意・秘伝瓩あります。

佐藤六龍先生が、三十数年の永きにわたり、時には、張師と毎日のように会って五術の教えを受ける、ある時には食事に接待するという中で、張師から苦心して聞き出し、ノートに書き留めておいた犂訴の極意・秘伝瓩凌堯垢髻∈2鵝△垢戮童開しました。それが本書です。

本書の前半「秘伝処方・秘薬論―薬論・処方・薬効」は、体系化されてはいませんが、各項目すべてが、佐藤六龍先生が努力を積み重ねて張師から引き出した犂訴の真骨頂、秘伝瓩任后



《本書の「これが真の正しい漢方!」》より
 
本書は日本において、張明澄師の出版書と小生の出版書以外では、始めてとでも言うべき、「正統の漢方・真の漢方」の書と言えよう。

漢方とは日本の俗称で、中国医学と言うべきかもしれない。日本の漢方は、これまで(今も)正式中国医学を和式に改悪したものか、西洋医学的生薬学か、病名別漢方か、の三者であった。

本来、漢方医学は、病人にも病状にも生薬にも、独特の観点・立場にたって構成された医療法であって、そこには他点から入りこむ余地は全くないのである。そうした重要な点をあまり考慮しないため、日本の漢方は前記の改悪された三者の漢方になってしまったのである。

私が、張明澄師に三十五年間ついていて、折に触れ、時に応じ、聞き尋ね、教えを乞うた「正統漢方の秘伝・口伝・処方」を書きとめておいたものを、ここにすべて公開する。

私事であるが、小生も八十五歳になり、こうしたすばらしい「正統漢方」を地獄に持っていけるものではないから、公開する次第。


1.正統の中国医学
2.張家に伝えられた口伝中国医法
3.張明澄師の近代感覚の真の中国医学
4.始めての病位別・経絡処方

の四大特徴を持ったものである。 ― 後略




■『中国正統 漢方秘法・口伝集』の内容
 …… 目 次 抜 粋 ……



秘伝処方・秘薬論 ― 薬論・処方・薬効

〔医論〕正統漢方の陰・陽
〔医論〕四要の診断法
〔医論〕日本人の体質
〔医論〕脈診について
〔医論〕漢方の問診条件
〔薬論〕合方の処方構成
〔薬効〕湯薬の頭煎・次煎・三煎
〔薬効〕日・中処方のちがい
〔薬論〕強精薬の用い方
〔薬効〕薬効別の精力剤
〔薬効〕粉光の用い方
〔薬論〕補薬の使い方
〔薬論〕胃の弱い人の精力剤
〔薬論〕誤った陰萎感
〔処方〕不眠症・安神
〔薬効〕安神薬の使い分け
〔薬論〕酸棗仁について
〔薬論〕夏バテの熱寒
〔薬効〕老人ボケの治療
〔処方〕降剤処方の基本
〔処方〕体質別高血圧の薬方
〔処方〕体質別貧血の薬方
〔薬論〕血液の循環
〔処方〕血小板減少の薬方
〔薬効〕清血剤の使用区別
〔処方〕脳血栓の薬方
〔薬論〕眼底出血の治療区別
〔薬論〕重症の肝硬変薬
〔薬論〕肝炎と片仔廣薬
〔薬論〕柴胡剤について
〔薬効〕心臓麻痺の薬方
〔薬論〕糖尿病の基本処方
〔薬論〕附子の代用薬
〔薬論〕利水・むくみの薬方
〔処方〕腎臓ガンの薬方
〔薬論〕前立腺肥大薬の加薬
〔処方〕正しい頻尿治療
〔処方〕十二指腸潰瘍の薬
〔処方〕胃ガン
〔薬効〕便秘薬の効果順
〔薬論〕婦人病薬の胃腸障害
〔処方〕首・肩こりの薬方
〔処方〕更年期の動悸治療
〔処方〕乳房の美容薬
〔処方〕症状別・風邪の治療
〔薬論〕蓮子の使用区別  
〔薬論〕葛根湯の苦痛
〔処方〕必須の眼病薬
〔薬論〕菊花の使用区別  
〔処方〕ガンの必須薬
〔薬効〕ガン薬種の数(かず)
〔薬効〕ガンの延命
〔薬論〕八味丸の苦痛
〔処方〕エイズの薬方
〔処方〕起死回生の妙薬
〔薬論〕芍薬の使用区別
〔薬論〕桂枝の作用区別 
〔薬効〕あわびの用い方



十二経絡別・秘伝処方 ― 難病の基本処方

肝臓病 (肝臓病経絡の症状/脾経薬/腎 経薬/肝経薬)  
コレステロール (コレステロールの経絡症状/胆経薬/胃経薬/小腸経薬/三焦経薬/大腸経薬)
婦人病 (婦人病経絡の症状/小腸経薬/三焦経薬/大腸経薬/脾経薬/腎経薬 /肝経薬)
皮膚病 (皮膚病経絡の病症/膀胱経薬/肺経薬/胆経薬/胃経薬/小腸経薬/三焦経薬/大腸経薬/脾経薬)
五官 (目耳鼻口喉)
疾患 (緑内障薬/白内 障薬/眼底出血薬/難聴薬/メニエル症候群薬/蓄膿症薬/咽喉病薬/扁桃腺炎薬/歯槽膿漏薬)
腎臓病 (腎臓病の経絡症状/小腸経薬/三焦経薬/大腸経薬/脾経薬/腎経薬/肝経薬)
糖尿病 (糖尿病の経絡症状/三焦経薬/大腸経薬/脾経薬/腎経薬/肝経薬)
胃・腸潰瘍 (胃・腸潰瘍の経絡症状/胆経薬/胃経薬/小腸薬/三焦経薬/大腸経薬/脾経薬/腎経薬/肝経薬)
前立腺 (前立腺の経絡症状/小腸経薬/三焦経薬/大腸経薬/脾経薬/腎経薬/肝経薬)
高血圧 (高血圧の経絡症状/胆経薬/胃経薬/小腸経薬/三焦経薬/大腸経薬/脾経薬/腎経薬/肝経薬)


★ご注意★

漢方は初めてという方は、本書の前に、 『中国漢方薬学体系』 をお読みください。